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2026.03.17
睡眠時間、削ってませんか?(睡眠不足の危険性①)
世の中には、短い睡眠時間でも元気に活動できる人がいます。
この人たちを「ショートスリーパー(短時間睡眠者)」と呼びます。
ショートスリーパーとは、毎日の睡眠が6時間未満でも、
日中に強い眠気を感じたり健康上の問題が起きたりしない人のことです。
こうした人は若い頃からずっと短時間睡眠で、一生その体質が続きます。
重要なことは、ショートスリーパーは非常に珍しい存在だということです。
専門家によると、真のショートスリーパーは生まれつき決まっている特別な体質で、
人口のごく一部(数百人に1人程度)しか存在しません。
2019年の研究では、約10万人に4人(0.004%)ほどしかいないという報告もあります。
ショートスリーパーの人は、目覚まし時計なしでもすっきり起きることができ、
昼間に強い眠気に襲われることもありません。
これらの特徴に当てはまらない場合、
自分では「短時間睡眠で大丈夫」と思っていても、
実は睡眠不足によって能力が落ちている可能性が高いのです。
じゃあ、訓練すればショートスリーパーになれるのか、、、。
睡眠時間を8時間から6時間に減らした実験では、
最初の数日間は本人も眠気や能力の低下を感じました。
しかし、その後は慣れてしまい、本人は「もう大丈夫」と感じるようになりました。
ところが、客観的にテストしてみると、
注意力や判断力は下がり続けていたのです。
人間は不調に慣れてしまい、短時間睡眠でも平気だと錯覚してしまうことがあるのです。
また、睡眠不足の蓄積(睡眠負債)は簡単に取り戻せません。
週末に寝だめしても、平日の睡眠不足による問題や健康リスクを解消するのは困難です。
極端な短時間睡眠は、よほど特殊な体質の持ち主でない限り、健康・安全両面でリスクが極めて高い選択です。
人間の体と脳にとって十分な睡眠は不可欠です。